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小さなおかみ通信

下町でいわゆる"まちづくり"なるものに片足つっこんでいる毎日

手の動くまま

久留米に行ってきました。

そしてまさかのトークイベントのゲストとしてお呼ばれしてしまいました。

イベント内容はさておき、その会場であるアパートがとってもよかったお話です。

 

当日まで何も知らずにアテンドされたイベント会場は「マチとつながるアパートメント」 H&A Apartmentの1室。イベントスペースとして運営しているお部屋でした、他の 1階のお部屋はゲストルームだったりパン屋さん募集中だったりする、まさに実験真っ最中!なところ。

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そんなアパートの中もバラエティ豊かなのですが、特筆すべきは"外"である家庭菜園と広場。

 

広場はこんな感じ。

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ルールは、設けないというより、なにかあったら考えようというスタンスだそうです。住人じゃなくっても入れます。

 

菜園も同じくアパートの住人以外も利用可能。この話、へえ〜って普通に聞いてしまったのですが、東京に帰ってご近所のお母さんにしたところ、「それ、なるほど!って思ったんだよね。なかなかないんじゃない?」とコメントいただきました。よく考えたらそうですよね。

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そんな2つのアパートの「外側」からコミュニティができてゆく。ひとに拠るのでなく、囲いこむのでもなく。出来てからすでに5・6年経つという菜園と広場で、”場”のあるべき姿のひとつを見ました。

 

駅前だし、駐車場にしたほうがいいよ!とはなんども言われたそうです。それでも、こっちの方が、場の価値が高まる。(実際、家賃を高く出来たのだとか。)その選択を大家さんにされたこのアパートは幸せだろうな。

 

固定された"場"に携わるものとして、日々考えることのひとつが、この場所の主語はだれなんだろう、ということ。それって、お客さんでも、働くひとでも、大家さんでも、だれでもいいと思うんです。

店主のキャラがばっきばきに出ているカフェも気持ちいいし、スタッフがきらきらしている宿も心地よい。大家さんがみんなをひっぱるアパートも、いくつか見てきた。

場づくりの主語はお客さまじゃなくっていいと思う。

でも、明確にあるのとないのとでは全く違う。

半田さんたちは、"僕たちは、これがいいと思ったから、そうした"みたいな感覚で、ここを作ってるんじゃないかなぁ。なんというか、ちゃんと理屈も理由もあるのだけれど、手の動くまま。(…と感じました。ほんとはいろいろあると思いますが!)

 

H&A Apartmentにあるものは、誰かを疲れさせるものじゃない。

ひとことでいうとそんな場所でした。